香港と台湾の違いを綴ったマンガに触発され、実際に香港へ行った話1
こんにちは、太太です。
突然ですが、台湾人と香港人、中国人の違いってわかりますか?日本で中国語を話す人はすべて中国人に見えます。けれど、実際は異なるのです。
私は3つの国(都市)の違いが長らくつかめなかったのですが、渡香してみて香港や香港人がどんなものかわかり、台湾への理解も深まりました。やはり実際に体験してみるのは何事にも変えられません。
今日は台湾と香港の違いについて綴ります。ではどうぞ♪
香港と台湾の違いを綴ったマンガを発見
ネットで台湾の情報をみていたら、たまたまひっかかったのがマンガでした。
台湾出身&香港在住のイラストレーター爵爵さんが独自の視点で台湾と香港の違いをぶったぎっておりました。これが意外とおもしろく、気づいたら一気読み!
爵爵さんのマンガの場合、文字は中国語(繁体字)。主な登場人物は爵爵さんと猫叔さんです。猫叔さんは台湾で働いた経験のある香港人らしい。お友達かな?
マンガ仕立ては便利ですね。文字がわからなくてもなんとなく理解できます。香港人ってこんな感じなんだーとワクワクしながら読みました。
自分の目で香港を見てみたいな!
この後、スケジュールを調整して渡香しました。
香港は速かった
基本的に香港はスピード社会。おしゃべり、歩くスピード、街の仕組みなど、何でも合理的で速いです。その中でも香港エスカレーターはちょっ速!本当にマンガのとおりでした。香港式はおばあちゃんになった時乗れる自信がないです。
一方、台湾のエスカレーターは日本と変わりません。逆にのんびりモード?エスカレーターを歩いて登っていく人が香港や東京に比べて少ない気がしました。
台湾は道行く人が優しい
台湾では道を訪ねた時親身になって場所を教えてくれる人が多い印象です。中には日本語が通じる人もいてラッキー。
一方、香港は道なんて聞ける雰囲気ではありません。みんなさっさと歩いていて声かけれない〜。
「あの~、ちょっとお尋ねしますが」
とトロトロしててはダメなのね。
「○○はどこ?(手には地図なりスマホをサッ)」
と、短的に尋ねるのがコツでした。英語が通じるのは香港の良い所です。
香港式を見てみたかった!
洗濯物に関しては、香港式が見当たらなくて残念でした。郊外へ行くと普通にあるのかな。街中には洗濯やさんがあるからサービスを利用する人も多いのかな?
香港はバリバリ働く女性も多く、メイドさんを雇うひとも少なくないそう。この辺はちょっと羨ましいです。
香港と台湾の違いって色々ありますよね〜。次回続きます!
はじめて台湾語を耳にした話
こんにちは、太太です。
台湾では主に台湾華語と台湾語が話されていますが、人生初の台湾語に出会った話を今回は綴りたいと思います。では、どうぞ♪
英語も日本語も通じなかったらどうする?
台北では日本語が通じやすい反面、南部は結構手厳しいところがあります。外国なので当たり前なのですが、下手っぴいな中国語を使う場面が増えます。
「我是日本人!」
が通じなかったのは、南部滞在時なのでした。
駅で突然見知らぬおじさんに話しかけられる
台湾語は台湾南部を中心に話されている現地の言葉であり、一旅行者にとってはまったくわかりません。 普通の中国語でさえまともに聞き取れないのだから、台湾語なんてオーマイガー。
そんな時、とある駅改札付近でおじさんに声をかけられました。
「◯△〜、シャシシュセショ?」
ぎゃああ、中国語。道でも聞かれてる?なに?えええ?私、地元の人じゃないから何にも知らないよ〜。
こういう時は両手をパーにして広げ、クビを傾げ、ワタシワカリマセンの格好をしています。でも、おじさんはひかない。ペラペラペラペラ。タクシーを指差しながら、なにか言っています。
「乗るかい?」
ということかしら。
「あー、不要。謝謝」
でも、おじさんは更にペラペラペラペラ。
おじさんの言葉は意味不明だった
わかんないーーー!!!!!
「んー、我是日本人。ティンブードン。わかりません〜」
おじさん…クエスチョンマーク。
我之日本人も通じず、こっちも半泣き。
「あーあー、ジャパニーズ。ジャパニーズ。日本人、にほん」
え、これもダメなのぉ???
チャラララーンと助け舟
すると、その状況を端で見ていたタクシーの運ちゃんが登場。おじさんに声をかけてきました。どうやら通訳してくれるようです。
「◯△□〜、ジップンラン」
はっ、今ジップンランって言ったわね。確か日本人は台湾語でジップンランだったわ。きっとタクシーのおじさんは「この人は日本人だからなにを聞かれているかわからないんだよ」と伝えてくれたのでしょう。
ということは、このおじさんたち台湾語をしゃべっている?すごい!これが台湾語かぁ。宇宙語です。
「是、是、ジップンラン。ジップンランよ」
すると、おじさんたち、オーオーという顔。よかった、通じた!
でも、おじさんたち不思議顔
さてと、目的地へ…と行こうとしたら、おじさんたち、またしても食いついてきます。
目のところに手をあて、引っ張って細くするではないですか!そして、高身長を意味するジェスチャー。手をヒョイッと上に上げ、「あんたたち、体大きいじゃないか。顔も薄いし、本当に日本人?」をアピールしてくるのです。
ち、違っっっ。私韓国人じゃないよー。
「我不是韓国人。我是日本人、いや、ジップンラン」
すると、おじさんたち、また固まる。今度は韓国人(ハングオレン)が通じない〜!
「ハングオレン…あ、韓国。そーよ、かんこく。ん?だめ?あー、コリア、サウスコリア。ノーノーコリア。OK?」
なにかの単語がタクシーおじさんに通じたのでしょう。もう一人のおじさんへまた通訳してくれます。
声をかけてきたおじさん、ウンウンと頷いて納得したようです。その後、おじさんたちが台湾語でなにか言っていたのですが、本当にまったくわからず。時に笑いながらペラペラペラペラ。
わーん、許して〜。わからないのー!
話し好きのおじさんたちだったので、自分がなにか話せたらとっても楽しい一時になっただろうに…とちょっと残念ではありました。
おじさん、本当に親切
おじさんたちとの一方通行的な話を終え、目的地へ向かいます。すると…またしてもおじさんが追いかけてくる!しかもバイクで。
今度は何だよ〜!?タクシーもバイクも乗らないよ!?
「◯△□〜、グチャチャチャ!」
ジェスチャーを読解すると、普通は反対口に観光客は行くんだぞ、こっちで良いのか?みたいな素振り。
お、お、お、お、おじさん、優しいわ。うん、この方面で合っているの。大丈夫です。そうか。改札で話しかけてきたのも、「この口には観光名所がないぞ」ということだったのかもしれないですね。
台湾ではこのようなことがあちこちであります。親切心が台湾最大の魅力なんです。そんなわけで、台湾語をはじめて耳にした話でした。
(5月8日追記)
台湾語は全土で話されてるんですけど、台北は昔でいう外省人が多くてその濃度が薄いだけで、けっこう使われてます。新竹や苗栗のように、南部じゃなくても台湾語ではなく客家語優勢の地域もあります。
でも、確かに南部は「台湾語帝国主義」なんですけどね(笑)
読者ののぶ先生から詳細な情報をいただきました♪自分がわからないだけで、台北でも台湾語は飛び交っているのかもしれないですね。ホホホ。
客家語〜!?
こ、これは一体…。
きっとのぶ先生がブログで解説してくださるでしょう。その時はリンク貼りますね!
【2017年5月23日追記】
のぶ先生が台湾語について詳しく語ってくださいました〜。台湾で話されている言葉に興味のある方はぜひぜひリンクを辿ってみてください。「なるほどー」と思えることがいっぱいです!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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日本に帰国したら税関で引っかかった話
こんにちは、太太です。
ゴールデンウィークは海外へいかれる方も多く、そろそろ帰国ラッシュの時期ですね。今回は税関で引っかかった話をしたいと思います。では、どうぞ♪
普通税関はひっかからない
海外から日本へ帰国する際、税関はスルーが基本。私の場合ですが、荷物もあまりなく、海外で高額な買い物もしないので無縁な場所です。でも、この日はひっかかりました。
なんと、全員が荷物検査でした。
何度も海外と日本を行き来していますが、こんなことははじめて。小心者なので体温検査同様に心がドキドキしてしまいました。
チェックは日本語で
チェックする人は日本人の男性スタッフでした。
「申し訳ありませんがお荷物開けますね」
「どちらに旅行されていましたか?」
「申告していないものはありませんか?」
まずはじめにことわりを入れるのが日本人らしい。空港スタッフの方はとても紳士かつ丁寧に荷物を見ていました。
申告していないものは…ないはずなのです
ただしですね。
「申告していないものはありませんか?」
この質問って実に悩ましいですよね。
やましいものは買ってないし入れていないはずですが、ひょっとしたらもれがあるかもしれません。
自分が知らないだけで実はアウトなものがあったらどうしよう。罰金払わされたらどうしよう。
顔は平静を装いつつ、心の中は汗ダラダラです。
カップ麺は買ってない。
肉も買ってない。
果物も無し。
本は購入したけれど、やましい部類ではない。ペットボトルジュースも預け荷物だもの、問題ないはず。
ないはず!
ないはず!
ないはず!
男性スタッフが荷物をチェックしている間、おそらく私は挙動不審だったでしょう。
あああ!あれが…
でも、神様は時々いたずらをするのです。
はやく、はやく終わってくれえ
と心のなかで念じまくっていた罰なのでしょうか、私の目にはアレが飛び込んできたのです。
く、クラクラする。
初対面の男性にこれを見られるなんて。
しかも漢字。
興味本位で買ったのか、もしくは女の子の日なのか。どちらで取られても最悪です。荷物を開けられるなんて想定していませんから、そのものズバリ丸見え状態でした。
荷物検査なんて数分のこととはいえ、顔から火が出るくらい恥ずかしかった…。
コレ以来、荷物のパッキングは工夫するようになりました。半透明〜透けないビニールバッグが重宝しています。皆様もお気をつけを〜。