はじめて台湾語を耳にした話
こんにちは、太太です。
台湾では主に台湾華語と台湾語が話されていますが、人生初の台湾語に出会った話を今回は綴りたいと思います。では、どうぞ♪
英語も日本語も通じなかったらどうする?
台北では日本語が通じやすい反面、南部は結構手厳しいところがあります。外国なので当たり前なのですが、下手っぴいな中国語を使う場面が増えます。
「我是日本人!」
が通じなかったのは、南部滞在時なのでした。
駅で突然見知らぬおじさんに話しかけられる
台湾語は台湾南部を中心に話されている現地の言葉であり、一旅行者にとってはまったくわかりません。 普通の中国語でさえまともに聞き取れないのだから、台湾語なんてオーマイガー。
そんな時、とある駅改札付近でおじさんに声をかけられました。
「◯△〜、シャシシュセショ?」
ぎゃああ、中国語。道でも聞かれてる?なに?えええ?私、地元の人じゃないから何にも知らないよ〜。
こういう時は両手をパーにして広げ、クビを傾げ、ワタシワカリマセンの格好をしています。でも、おじさんはひかない。ペラペラペラペラ。タクシーを指差しながら、なにか言っています。
「乗るかい?」
ということかしら。
「あー、不要。謝謝」
でも、おじさんは更にペラペラペラペラ。
おじさんの言葉は意味不明だった
わかんないーーー!!!!!
「んー、我是日本人。ティンブードン。わかりません〜」
おじさん…クエスチョンマーク。
我之日本人も通じず、こっちも半泣き。
「あーあー、ジャパニーズ。ジャパニーズ。日本人、にほん」
え、これもダメなのぉ???
チャラララーンと助け舟
すると、その状況を端で見ていたタクシーの運ちゃんが登場。おじさんに声をかけてきました。どうやら通訳してくれるようです。
「◯△□〜、ジップンラン」
はっ、今ジップンランって言ったわね。確か日本人は台湾語でジップンランだったわ。きっとタクシーのおじさんは「この人は日本人だからなにを聞かれているかわからないんだよ」と伝えてくれたのでしょう。
ということは、このおじさんたち台湾語をしゃべっている?すごい!これが台湾語かぁ。宇宙語です。
「是、是、ジップンラン。ジップンランよ」
すると、おじさんたち、オーオーという顔。よかった、通じた!
でも、おじさんたち不思議顔
さてと、目的地へ…と行こうとしたら、おじさんたち、またしても食いついてきます。
目のところに手をあて、引っ張って細くするではないですか!そして、高身長を意味するジェスチャー。手をヒョイッと上に上げ、「あんたたち、体大きいじゃないか。顔も薄いし、本当に日本人?」をアピールしてくるのです。
ち、違っっっ。私韓国人じゃないよー。
「我不是韓国人。我是日本人、いや、ジップンラン」
すると、おじさんたち、また固まる。今度は韓国人(ハングオレン)が通じない〜!
「ハングオレン…あ、韓国。そーよ、かんこく。ん?だめ?あー、コリア、サウスコリア。ノーノーコリア。OK?」
なにかの単語がタクシーおじさんに通じたのでしょう。もう一人のおじさんへまた通訳してくれます。
声をかけてきたおじさん、ウンウンと頷いて納得したようです。その後、おじさんたちが台湾語でなにか言っていたのですが、本当にまったくわからず。時に笑いながらペラペラペラペラ。
わーん、許して〜。わからないのー!
話し好きのおじさんたちだったので、自分がなにか話せたらとっても楽しい一時になっただろうに…とちょっと残念ではありました。
おじさん、本当に親切
おじさんたちとの一方通行的な話を終え、目的地へ向かいます。すると…またしてもおじさんが追いかけてくる!しかもバイクで。
今度は何だよ〜!?タクシーもバイクも乗らないよ!?
「◯△□〜、グチャチャチャ!」
ジェスチャーを読解すると、普通は反対口に観光客は行くんだぞ、こっちで良いのか?みたいな素振り。
お、お、お、お、おじさん、優しいわ。うん、この方面で合っているの。大丈夫です。そうか。改札で話しかけてきたのも、「この口には観光名所がないぞ」ということだったのかもしれないですね。
台湾ではこのようなことがあちこちであります。親切心が台湾最大の魅力なんです。そんなわけで、台湾語をはじめて耳にした話でした。
(5月8日追記)
台湾語は全土で話されてるんですけど、台北は昔でいう外省人が多くてその濃度が薄いだけで、けっこう使われてます。新竹や苗栗のように、南部じゃなくても台湾語ではなく客家語優勢の地域もあります。
でも、確かに南部は「台湾語帝国主義」なんですけどね(笑)
読者ののぶ先生から詳細な情報をいただきました♪自分がわからないだけで、台北でも台湾語は飛び交っているのかもしれないですね。ホホホ。
客家語〜!?
こ、これは一体…。
きっとのぶ先生がブログで解説してくださるでしょう。その時はリンク貼りますね!
【2017年5月23日追記】
のぶ先生が台湾語について詳しく語ってくださいました〜。台湾で話されている言葉に興味のある方はぜひぜひリンクを辿ってみてください。「なるほどー」と思えることがいっぱいです!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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日本に帰国したら税関で引っかかった話
こんにちは、太太です。
ゴールデンウィークは海外へいかれる方も多く、そろそろ帰国ラッシュの時期ですね。今回は税関で引っかかった話をしたいと思います。では、どうぞ♪
普通税関はひっかからない
海外から日本へ帰国する際、税関はスルーが基本。私の場合ですが、荷物もあまりなく、海外で高額な買い物もしないので無縁な場所です。でも、この日はひっかかりました。
なんと、全員が荷物検査でした。
何度も海外と日本を行き来していますが、こんなことははじめて。小心者なので体温検査同様に心がドキドキしてしまいました。
チェックは日本語で
チェックする人は日本人の男性スタッフでした。
「申し訳ありませんがお荷物開けますね」
「どちらに旅行されていましたか?」
「申告していないものはありませんか?」
まずはじめにことわりを入れるのが日本人らしい。空港スタッフの方はとても紳士かつ丁寧に荷物を見ていました。
申告していないものは…ないはずなのです
ただしですね。
「申告していないものはありませんか?」
この質問って実に悩ましいですよね。
やましいものは買ってないし入れていないはずですが、ひょっとしたらもれがあるかもしれません。
自分が知らないだけで実はアウトなものがあったらどうしよう。罰金払わされたらどうしよう。
顔は平静を装いつつ、心の中は汗ダラダラです。
カップ麺は買ってない。
肉も買ってない。
果物も無し。
本は購入したけれど、やましい部類ではない。ペットボトルジュースも預け荷物だもの、問題ないはず。
ないはず!
ないはず!
ないはず!
男性スタッフが荷物をチェックしている間、おそらく私は挙動不審だったでしょう。
あああ!あれが…
でも、神様は時々いたずらをするのです。
はやく、はやく終わってくれえ
と心のなかで念じまくっていた罰なのでしょうか、私の目にはアレが飛び込んできたのです。
く、クラクラする。
初対面の男性にこれを見られるなんて。
しかも漢字。
興味本位で買ったのか、もしくは女の子の日なのか。どちらで取られても最悪です。荷物を開けられるなんて想定していませんから、そのものズバリ丸見え状態でした。
荷物検査なんて数分のこととはいえ、顔から火が出るくらい恥ずかしかった…。
コレ以来、荷物のパッキングは工夫するようになりました。半透明〜透けないビニールバッグが重宝しています。皆様もお気をつけを〜。
台湾旅行中に"女の子の日"になってしまったら?
こんにちは、太太です。
女性にとって女の子の日(まあ、はっきり言うと生理です)は大切な反面、煩わしい部分も多いのは確か。旅行にぶち当たったら本当〜に大変です。
今日はデリケートな内容にぐぐっと踏み込んでみました。では、どうぞ♪
*一部衝撃的な画像もあります。読みたくない方はスルーしてくださいませ。どちらかというと女性向けです。
うわあああ、なってしまったあ!
うえええん、なんで生理なのぉ
女の子の日というのは人によって様々。毎月きっかり来る人もいれば、不定期の人も。私は後者であり、旅行にはナプキンがかかせません。
そういう体質なので、台湾でも突然生理がはじまってしまったことがありました。でも、ここは台湾。日本製のナプキンが売ってます!
ちゃんと羽根つきだよ!
羽根ついてるでしょ~
生理用のナプキンは、台湾のドラッグストアやコンビニ、スーパーで入手できます。コンビニでは少量タイプ、ドラッグストアでは大袋が売っていました。日本製は少々割高なのだけれど、使いなれたものが良い人には天の助けです。
ロリエやソフィは手に入りやすいみたい。店舗によって在庫はまちまちですが、夜用もありました。
ワトソンズで買ったよ!
じゃーん、ワトソンズ(屈民氏)で買ったナプキンです。4個パックで販売していましたよ。蘇菲と書いてソフィ。1パック10個入りで羽つき。台湾は旧字体の国ですから、簡単な漢字が妙に難しくなっている場合があるの。立體とは立体を現します。
ワトソンズはアジア最大のドラッグストアチェーン
ワトソンズはアジア最大のドラッグストアチェーンで、上海や香港でも見かけました。ここへ行けば、日本製のシャンプーやコスメもなんなく手に入ります。
お店の目印は、ターコイズっぽいブルーに「W」の文字。赤い線が入っている店舗です。英語でもWatosonsと書いてあるのでわかりやすいです。
アジア最大のドラッグストアチェーンであり、香港を中心にマカオやタイ王国、中華人民共和国、マレーシア、シンガポール、中華民国(台湾)、フィリピン、日本、インドネシア、大韓民国などアジア各地に店舗を展開する。2006年現在で世界中に1,300を超える店舗を展開
WIKIペディアより引用
台北には結構な数がありますし、夜中の2時ぐらいまでやっている店舗もちらほら。FBと公式サイトのリンクを貼っておきますね。西門町の駅前にもあるので、ぶらりと行ってみると面白いと思います!
公式サイト:http://www.watsons.com.tw/
FB:https://www.facebook.com/wtctw
台湾なら現地買いで済ませられる
荷物はなるべく少なくしたいよね
女子には頭を悩ませる女の子の日問題。台湾であれば、かさばる荷物を日本から持っていかずとも現地調達可能です。コンビニがあちこちにあるし、なんといっても日本製品が豊富!
ナプキンは、現地製なら漢方が入ったタイプもあるそうです。チャレンジャーな方はそういったアイテムを買ってみるのもおもしろいのではと思います。
ワタシは使用したことがありませんが、今若い世代を中心に月経カップなる生理用品も流行ってますよね。カップに血を入れて生理をコントロールするんだって。こういうのも旅行の便利用品の1つかもしれないです。使っていたらこっそり教えてね!
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台湾ならではのトイレの話もどうぞ♪