台湾の温泉・少帥禅園へ行った話
こんにちは、太太です。
台湾は日本と同じように温泉が湧く国です。硫黄泉からアルカリ泉、ドロドロの泥温泉まで、実は色々な泉質が楽しめます。そんな台湾で温泉を楽しんできましたヨ。今日は温泉の話です。ではどうぞ♪
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台北からほど近い北投温泉へ行きました
ガタンゴトーン 電車の旅は結構好き
台北市内からバスや電車を乗り継いで1時間ぐらいでしょうか。私が訪れたのは北投温泉。台湾は九州と同じくらいの面積ですから、北投温泉は熱海や湯河原みたいなもの。都心近郊型の温泉でした。
色々調べた結果、硫黄泉へ行くことに
地熱谷は色がきれいなの
北投温泉はドイツ人が発見した温泉地で、日本統治時代に開発された場所のよう。世にいう歓楽街。一昔前、日本の男性陣がこぞって遊んでいたというのを耳にすると胸が痛くなるのですが、これも歴史の事実ではあります。
この北投温泉にはいくつかの泉質が湧き出ています。北投の温泉分析を観、行く場所を決めました。硫黄泉にしましたワ。硫黄泉は卵の腐ったような香りが特徴の泉質です。
硫黄泉の適応症は
・慢性皮膚病
・慢性婦人病
・切り傷
・糖尿病
・高血圧
・動脈硬化
など。ただ、とても刺激が強い泉質ですから、のんびりじーっくり浸かるというのは駄目ね。1回の入浴につき15分程度まででやめておきましょう。
硫黄泉は比較的日本各地で湧いてはいるものの、大阪や広島、鳥取、福岡などにはないのヨ。ぜひ台湾旅行の際、ひとっ風呂浴びていってくださいませ。
ここでケチってもしょうがなーい!
人生って一度きりなんだから、ケチケチしちゃだめー
話をもとに戻しますね。
北投温泉での入浴は少帥禅園に決定〜。ここは1920年代に新高旅社(旅館ね)として開業後、神風特攻隊の接待所としても使われていた過去があります。山の上にある温泉で、景色も建物も日本を感じるの。日本統治時代に建てられただけあり、面影がたっぷりよ。
そんな日本の雰囲気たっぷりの少帥禅園。でもね、というか、やっぱりね・・・
お 高 い ん で す の 。
1時間1,200元(日本円で約4,400円)ですわよ、奥様。足湯なら150元(日本円で約555円)だけれど、台湾まで来て足湯だけというのはセツナイ。なし、無しよ。足湯だけなんて。
太太、お顔シブシブ。
ロダンの『考える人』ならぬ『考える太太』です。
あーでもない、こーでもない、と数日間悩みましたわ。
北投温泉の入浴料は、安いところだとは40元(日本円で約150円)程度。その差は歴然でしょ?ちなみに、最安値は北投親水公園露天温泉。水着着用で混浴です。
台湾文化を知るなら北投親水公園露天温泉ですね。ただ、水着を持っていくのはいやーん。素っ裸で温泉に入りたーい。
初志貫徹で 少帥禅園にしました。
新北投駅からはタクシーでブーン
少帥禅園から北投温泉までは下り坂 歩いてみました
この時のフライトは桃園空港経由。桃園から北投へ直接行けるバスはないかしら?と探しましたが、残念ながら無し。台北駅まで行くのは時間的にもったいなかったので、途中で高速バスを下車しました。少し歩いてMRT円山駅から乗車です。
その後、新北投駅でタクシーを捕まえて山の上までブーン。時間にして10分ぐらい?北投温泉の中心地から離れていますし、陽明山寄りの場所。完全なる山道です。訪れるなら明るい時間じゃないと怖いかも?
レストランの中を通ってお風呂へ行きます
タクシーを降りるとおしゃれな入り口がお出迎えです。わー!だよね。中には受付スタッフがおり、プランを提示してくれます。残念ながら日本語は通じませんが、指差しで「これが良い」というと、内部スタッフへ確認の連絡をしてくれるの。
お風呂へはレストラン内部を通って行きます。こちら高級なお風呂&レストラン。中で食事している方たちは、キレイめのお洋服でお上品にランチしていました。山の上にあるお店だし、特別な日や会食に使われるのかもねえ。
お風呂受付スタッフは気の良いおばちゃん
お風呂受付スタッフは1名。とても気の良いおばちゃんでした。中国語しか通じませんし、英語のえの字もありません。ニコニコニコニコしながらばーっと説明するのを横目に「わっかんないよぉ」と思いつつ、頷くワタクシ。
お風呂の場所へつくと、これまたペラペラペラペラーっと説明。ジェスチャーから
「入り終わったら栓抜いてね」
「終了前に電話するから出てね」
を読み取ります。
まあ、なんとかなるはず〜。
時間オーバーしないようお風呂を出れば良いのです。
お湯は硫黄臭抜群
お湯の色はライトグレー
さてさて、お湯の具合はというと、硫黄臭抜群の香りでした。おおおー、台湾で温泉。最高です。完全個室で外の景色もばっちり。ヤシの木(?)が見える中、温泉に入れました。
シャンプーやボディーソープ、ドライヤーなどは部屋内にあります。髪の毛を乾かす時間混みで1時間は結構ハードかも。お湯が溜まるまでのタイムロスもあるし、バタバタでした。トイレは個室にはなく、外にあります(清潔なトイレです)。
あ、おばちゃんからはお部屋に電話がかかってきますよ。べらべらなにか言っていたので「是、是」と答えておきました。ああ、適当wwww。
台湾の温泉の場合、真っ裸入浴は基本個室。だから撮影できてるぉ。ちなみに、北投温泉のホテル代はびっくりするほど高額で、日本温泉旅館の倍以上のお値段がします。泊まるというよりは、水着を持ってプールへ行く感覚で遊びに行く場所なのかもしれないです。もしくは特別な日ね。
おまけネタ
台湾の温泉には他にもいくつか有名な場所がありますよ。日本の高級旅館加賀屋の支店・日勝生加賀屋(詳しくはこちら)とかね。あとは、あっち系の人御用達の行義路温泉街も気になるところ。裸で入れるというのがポイントみたいですね(!)。
両方共行ってみたい温泉でーす。次回に繰り越し!
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