【日本の味】野永喜三夫さんの出汁レシピを再現してみた話
こんにちは、太太です。
「太太さん、日本食のレシピを教えてくれませんか?」と台湾のお友達に言われました。なので、基本中の基本、出汁(だし)をレクチャーすることにしました。
今回は台湾のお友達でもわかりやすいよう写真付きでご紹介よ。どうせ作るならプロの味が良いと思い、野永喜三夫さんの出汁レシピを再現してみました。では、どうぞ♪
日本橋「ゆかり」の野永喜三夫さんの出汁レシピ
ワタシが今回チャレンジしたのは、日本橋「ゆかり」のシェフ野永喜三夫さんの出汁レシピです。鰹節と昆布を使い、40分かかって出汁をとりました。手には温度計を持ち、時計とにらめっこしながら格闘したのよぅ。
詳しいレシピは、俺の出汁を参考に〜。
出汁取りには昆布が必要
日本人の心・出汁取りには、昆布が必要不可欠品。日本の昆布はほぼ北海道で採れています。台湾の人は北海道好きだよね!ぜひ、現地では昆布を味わってみてくださいね。
本格的な出汁のとり方は奥が深い。65度を30分ぐらいキープするの。こまめに温度チェックをし、熱が伝わりすぎないよう気をつけます。
温度計は100円ショップで手に入れました。台湾のDAISOにもあるといいね。
鰹節はキッチンペーパーを敷いたザルで漉す
鰹節(かつおぶし)はキッチンペーパーをしいたザルを使ってスープと鰹節をわけます。出汁を取り終わった鰹節と昆布は、別の料理に使えるので捨てないでね。
鰹節の出がらしは、お醤油と胡麻を入れておにぎりの具材にすると美味しいですよ。昆布の出がらしは、細かくカットして野菜炒めやスープの具にすると食べやすいです。日本人は佃煮(つくだに)という食べ物にも再利用しますよ。
手作り出汁は冷蔵庫で3日保存可能
手作りの出汁は保存容器に入れて冷蔵庫で3日間保存可能です。野永喜三夫さんの出汁は1,800ml分。味噌汁や肉じゃが、煮浸しなどで使うとあっという間に使い切ります。保存するより、まとめて日本食を作ってしまったほうが楽です。
本格的な出汁はおいしい
今回、台湾人のお友達からのリクエストで本格的な出汁をとってみました。ほほほ、40分なんて初体験!日本人女性はいつもこんなに手間をかけて出汁はとってない・・・はずよ。
ワタシ、基本はだしパックだもの!煮干しという食材もあるけれど、こっちはほとんど使わないかなぁ。ごめんね。
日本料理は地域によって出汁ベースも異なります。うどん1つとってもスープの色や味が違うのよね。日本へ遊びに来たら、ぜひ色々な味を楽しんでください!
野永喜三夫さんのレシピ本
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出汁おいしいよ〜!
ぜひ作ってみてください。