缶詰の仙草ゼリーと戦った話
こんにちは、太太です。
仙草ゼリーは台湾のスイーツ。ツルンとしていて食べやすく、むくみ取りや体を冷やす作用があり、食べると健康になれるそうです。仙草はシソ科の植物。日本人にも受け入れやすいかしら?
今日は台湾仙草ゼリーの続きを綴ります(前回はこちら)。
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横浜中華街で買った仙草ゼリーを食べてみよう
グラスゼリーと書いてあります
横浜中華街で手に入れた缶詰仙草ゼリーを食べることにしました。
原産国は台湾、商品名は仙草ゼリー。大丈夫ね。ワタクシかなりのうっかりですから、間違って亀ゼリーを買っていないかドキドキでした。
ちなみに、亀ゼリーは中国のスイーツ。亀の腹甲が入っています。昔食べたことがあるのですが、どんな味か忘れました。覚えていない=普通だったんじゃないかなあ。おぼろげな記憶ですが。
缶切りでキコキコ開けてみました
ぶ、ブルーちゃん、ちょっとこっちに来て!
さて、仙草ゼリーの蓋を缶切りでキコキコ開けてみました。
あっ、漂ってきた!カブトムシの香り。そうそう、このカブトムシ臭が仙草ゼリーなのです。金属製の蓋を取り、お皿にゼリーを移します。
…ねえ、ブルーちゃん。なんかおかしいよね?
ワタクシの眼がおかしくなければ、この物体の色はブラウンです。台湾セブンイレブンの仙草ゼリーは黒でした。夜市やドリンクスタンドで売っている仙草ゼリーも黒。
どう考えても仙草ゼリーの色ではないよなあ。
これは・・・夏のスイーツに激似よ
どう考えても仙草ゼリーの色ではない
写真ひいてみました。
うーーーーむ。
水ようかんみたいです。
何も知らない人に写真を見せたら
「あら、巨大水ようかん手作りしたの?」
「食いしん坊ね♪」
なんて、突っ込まれそう。
普通こんなサイズの水ようかんは売っていませんから。
もう一度缶詰を確認します。缶には仙草ゼリーと書いてあります。
水ようかんです
これ、完全に水ようかんだよねw
半信半疑ながら、缶詰仙草ゼリーを包丁でカットしてみます。固い。どうしよう。なにかがおかしいのです。台湾セブンイレブンの仙草ゼリーは、プルプルで飲めるくらい柔らかかったのに、まったくの別物です。
盛り付けてみます
一瞬チョコレートにも見えるよねえ
はい、できました。水ようかん仙草ゼリーです。
もう一度言うわ。ワタクシの眼、間違っていないわよね?どう考えても色はブラウン。水ようかん。そして杏仁豆腐のかたさです。
ニセモノ?不安になりながら、一口食べてみます。
わわわわわ!
あああっ、これはアノ味だぁ
あああっ、こ、これは。
これは、あれだよ、アレ。
正 露 丸 を 薄 め た 味 が す る ! ! !
正露丸をお水で飲んだ後、妙な味が口の中に充満しますよね。あの味がしました。
これは騙されたのか?
甘くなればなんとか食べられるかな?
缶詰め仙草ゼリーは、台湾で売っている仙草ゼリーとは異なるものでした。これ、どう考えても詐欺!!!全然違うよ〜。
とりあえず、砂糖をふりかけてみます。
ううん、ダメ。味も食感もブッブーよ、ブッブー。
ね、ね、ね、違うでしょ?違うでしょ?
うーん。なぜなんでしょう。
なぜこんなにも違うのでしょうか。
ミキサーにかけてみよう
なんかもずくみたいな色になった
屋台では仙草ゼリージュースが売っています。だったら、粉々にしちゃえ!!!ミニミキサーに仙草ゼリーを入れて撹拌してみました。
うううん、これもどうやら失敗の模様。
仙草ゼリーが底にべったり張り付いて動かなくなりました。粘着力が出てしまったようです。これはヤバイですね。更に脇汗が出てきます。
牛乳で薄めてみよう
色が薄まった!けど、量は一緒。いや、むしろ増えた。
ベトベト仙草ゼリーをなんとかするため、今度は牛乳を100ml投入してみました。どろどろした液体にはなりました。
見た目はミロみたいになりました。
ミロはココア味で美味しかったよね。子供の頃夢中になって飲んだなあ。そんなことが頭をよぎります。
気持ち悪い
おえええええ、太太ダウン
缶詰の仙草ゼリーは正露丸を薄めた味にありがちな、変なすうっと感。あれが牛乳と混じり、絶妙なハーモニーを生み出しました。
太太は昭和の子ですから、お残しは罪。頑張って一気飲みしました。
その後、ベッドで少し横になりましたわ。気づいたらガチ寝。2時間たっていました。
やっぱり現地にはかなわないなぁ。
そんなことを感じた日でした。
仙草ゼリーはあと1/2缶分残っています。なんとかして食べましょう。発想を変えて酢や醤油を入れ、ところてんみたいにして食べようかな(違)。
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