太太のヒラメキ

太太(たいたい)のヒラメキ

アラフォー太太(たいたい)はダイヤブロックと台湾が好き。人が好き。

はじめて台湾語を耳にした話

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こんにちは、太太です。

 

台湾では主に台湾華語と台湾語が話されていますが、人生初の台湾語に出会った話を今回は綴りたいと思います。では、どうぞ♪

 

 

英語も日本語も通じなかったらどうする?

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台北では日本語が通じやすい反面、南部は結構手厳しいところがあります。外国なので当たり前なのですが、下手っぴいな中国語を使う場面が増えます。

 

「我是日本人!」

 

が通じなかったのは、南部滞在時なのでした。

 

 

taitaitaiwan.hatenablog.com

 

駅で突然見知らぬおじさんに話しかけられる

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台湾語は台湾南部を中心に話されている現地の言葉であり、一旅行者にとってはまったくわかりません。 普通の中国語でさえまともに聞き取れないのだから、台湾語なんてオーマイガー。

 

そんな時、とある駅改札付近でおじさんに声をかけられました。

 

 

 

「◯△〜、シャシシュセショ?」

 

 

ぎゃああ、中国語。道でも聞かれてる?なに?えええ?私、地元の人じゃないから何にも知らないよ〜。

 

こういう時は両手をパーにして広げ、クビを傾げ、ワタシワカリマセンの格好をしています。でも、おじさんはひかない。ペラペラペラペラ。タクシーを指差しながら、なにか言っています。

 

「乗るかい?」

 

ということかしら。

 

「あー、不要。謝謝」

 

でも、おじさんは更にペラペラペラペラ。

 

おじさんの言葉は意味不明だった f:id:taitai39:20170417131439j:plain

わかんないーーー!!!!!

 

 

「んー、我是日本人。ティンブードン。わかりません〜」

 

おじさん…クエスチョンマーク。

 

我之日本人も通じず、こっちも半泣き。

 

「あーあー、ジャパニーズ。ジャパニーズ。日本人、にほん」

 

え、これもダメなのぉ???

 

 チャラララーンと助け舟

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すると、その状況を端で見ていたタクシーの運ちゃんが登場。おじさんに声をかけてきました。どうやら通訳してくれるようです。

 

「◯△□〜、ジップンラン」

 

はっ、今ジップンランって言ったわね。確か日本人は台湾語でジップンランだったわ。きっとタクシーのおじさんは「この人は日本人だからなにを聞かれているかわからないんだよ」と伝えてくれたのでしょう。

 

ということは、このおじさんたち台湾語をしゃべっている?すごい!これが台湾語かぁ。宇宙語です。

 

「是、是、ジップンラン。ジップンランよ」

 

すると、おじさんたち、オーオーという顔。よかった、通じた!

 

 

でも、おじさんたち不思議顔

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さてと、目的地へ…と行こうとしたら、おじさんたち、またしても食いついてきます。

 

目のところに手をあて、引っ張って細くするではないですか!そして、高身長を意味するジェスチャー。手をヒョイッと上に上げ、「あんたたち、体大きいじゃないか。顔も薄いし、本当に日本人?」をアピールしてくるのです。

 

 

ち、違っっっ。私韓国人じゃないよー。

 

 

「我不是韓国人。我是日本人、いや、ジップンラン」

 

すると、おじさんたち、また固まる。今度は韓国人(ハングオレン)が通じない〜!

 

 

「ハングオレン…あ、韓国。そーよ、かんこく。ん?だめ?あー、コリア、サウスコリア。ノーノーコリア。OK?」

 

 

なにかの単語がタクシーおじさんに通じたのでしょう。もう一人のおじさんへまた通訳してくれます。

 

声をかけてきたおじさん、ウンウンと頷いて納得したようです。その後、おじさんたちが台湾語でなにか言っていたのですが、本当にまったくわからず。時に笑いながらペラペラペラペラ。

 

わーん、許して〜。わからないのー!

 

話し好きのおじさんたちだったので、自分がなにか話せたらとっても楽しい一時になっただろうに…とちょっと残念ではありました。

 

おじさん、本当に親切

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おじさんたちとの一方通行的な話を終え、目的地へ向かいます。すると…またしてもおじさんが追いかけてくる!しかもバイクで。

 

今度は何だよ〜!?タクシーもバイクも乗らないよ!?

 

「◯△□〜、グチャチャチャ!」

 

ジェスチャーを読解すると、普通は反対口に観光客は行くんだぞ、こっちで良いのか?みたいな素振り。

 

お、お、お、お、おじさん、優しいわ。うん、この方面で合っているの。大丈夫です。そうか。改札で話しかけてきたのも、「この口には観光名所がないぞ」ということだったのかもしれないですね。

  

 

台湾ではこのようなことがあちこちであります。親切心が台湾最大の魅力なんです。そんなわけで、台湾語をはじめて耳にした話でした。

 

(5月8日追記)

 

台湾語は全土で話されてるんですけど、台北は昔でいう外省人が多くてその濃度が薄いだけで、けっこう使われてます。新竹や苗栗のように、南部じゃなくても台湾語ではなく客家語優勢の地域もあります。
でも、確かに南部は「台湾語帝国主義」なんですけどね(笑)

 

読者ののぶ先生から詳細な情報をいただきました♪自分がわからないだけで、台北でも台湾語は飛び交っているのかもしれないですね。ホホホ。

 

客家語〜!?

こ、これは一体…。

 

きっとのぶ先生がブログで解説してくださるでしょう。その時はリンク貼りますね!

 

 【2017年5月23日追記】

 

のぶ先生が台湾語について詳しく語ってくださいました〜。台湾で話されている言葉に興味のある方はぜひぜひリンクを辿ってみてください。「なるほどー」と思えることがいっぱいです!

 

parupuntenobu.hatenablog.jp

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

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